ぐんま県民カレッジWebページ講座・イベント特別展・企画展夢の明るい鏡ー三浦雅⼠と1970年代の輝き: 「ユリイカ」 「現代思想」の軌跡

夢の明るい鏡ー三浦雅⼠と1970年代の輝き: 「ユリイカ」 「現代思想」の軌跡

公開日:2025年10月10日 最終更新日:2025年10月10日
登録元:「群馬県生涯学習センター」

ロマンチックな飛翔

 ヒッピーもスチューデント・パワーも、起こったのはみな1960年代後半のこと。1970年代は学生も市民も地味な生活に戻った時代でした。いわば話題になることの少ない時代。でも、本当にそうだったのでしょうか。じつは1970年代は多くの雑誌が創刊されるなど、知的活気に満ちた時代、両次世界大戦を含む20世紀の全体を検証する時代だったのです。その一例として「ユリイカ」「現代思想」が挙げられます。
 本展では、文芸評論家・三浦雅士が20代で編集者を務めた「ユリイカ」(1969年7月号~1975年1月号)と「現代思想」(1975年1月号~1981年12月号)を全冊展示し、1970年代が秘めていた知的情熱の一端を紹介します。会場では当時活躍した執筆者をはじめ、雑誌に触れて刺激を受けた方々のエッセイ、映像などを公開します。映像は、会期中、当館公式YouTubeでも公開いたします。 
 なお、三浦は1980年代に執筆活動に入りますが、その間、舞踊芸術にも強い関心を持つようになり、1990年代に「ダンスマガジン」などを創刊します。それらも一部展示します。

【関連イベント】
①10月4日(土)展覧会初日対談「1970年代から振り返る~ネット社会における雑誌作りの可能性を探る~」
三浦雅士(文芸評論家、「ユリイカ」・「現代思想」元編集長、日本芸術院会員)✕ 萩原朔美(前橋文学館特別館長、「ビックリハウス」元編集長、映像作家)

②10月25日(土)対談「昭和時代、最後の20年~いま再びエディターシップが問われる時代~」
三浦雅士(文芸評論家、「ユリイカ」・「現代思想」元編集長、日本芸術院会員)✕ 松浦寿輝(小説家・詩人・批評家、東京大学名誉教授、日本芸術院会員)

③11月24日(月・祝)講演会「吉本隆明、澁澤龍彦、大岡信~朔太郎、賢治、中也の後に~」
三浦雅士(文芸評論家、「ユリイカ」・「現代思想」元編集長、日本芸術院会員)

いずれも会場 前橋文学館 3階ホール
時間 14時開演(開場13時30分)
お申し込み先 前橋文学館 TEL.027-235-8011 ※事前予約制(先着順) 
※10月4日(土)以外は当日有効の展示観覧券が必要です。

④ その他のイベント
10月28日(火)14時〜展覧会担当学芸員による解説 予約不要

夢の明るい鏡裏.png

概要

講座・イベント名
夢の明るい鏡ー三浦雅⼠と1970年代の輝き: 「ユリイカ」 「現代思想」の軌跡
開催日
2025年10月04日(土)~2026年01月25日(日)
開催時間
9時〜17時(最終入館16時30分まで)
主催
前橋文学館
開催場所
前橋文学館 2F企画展示室
郵便番号
371-0022
住所
群馬県前橋市千代田町
三丁目12-10
地図・案内図
前橋文学館 2F企画展示室への地図
交通案内
・関越自動車道前橋ICから車で約15分(広瀬川サンワパーキングをご利用の場合、駐車券のご提示で4時間分の無料処理を行います。)
・JR前橋駅から徒歩で約20分
・JR前橋駅からタクシーで約5分
・JR前橋駅からバス(3系統)で約7分
・上毛電鉄 中央前橋駅から徒歩で約7分

前橋文学館行きのバス一覧
・「城東二丁目」から徒歩約2分(50富士見温泉線、51青柳富士見線、53荻窪公園線、54嶺公園線)
・「立川町通り東」から徒歩約2分(47新前橋駅西口線)
・「千代田町三丁目」から徒歩約7分(22前橋渋川線)
・「本町」から徒歩約9分(本町ライン)
問い合わせ先
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町三丁目12-10
TEL:027-235-8011 FAX:027-235-8512
添付ファイル

費用

費用
負担有り(700円(高校生以下・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名無料))

対象

対象年齢
指定なし

申し込み/定員

事前申し込み
不要

詳細

備考
※⾼校⽣以下無料
※障害者⼿帳等をお持ちの⽅とその介護者1名無料
※観覧無料の⽇ 10⽉4⽇(⼟)(展覧会初⽇)‧11⽇(⼟)‧12⽇(⽇(前橋まつり)‧28⽇(⽉)
(群⾺県⺠の⽇)、11⽉1⽇(⼟)(萩原朔太郎⽣誕⽇)、1⽉9⽇(⾦)(初市まつり)

この情報は、「群馬県生涯学習センター」により登録されました。

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