弁護士法人龍馬

弁護士法人龍馬

弁護士法人｢龍馬｣と名付けた理由は？
　龍馬は一介の下級武士でした。龍馬は，土佐から江戸に来て剣術修行をし，｢剣｣で日本を守るという志を持ちました。高杉晋作らと交流し，剣でなく｢ピストル｣で身を守る術を得ました。そして，権力と戦うためには暴力ではなく国家を規律する｢法｣を用いて社会を動かしました。
　その一例が｢いろは丸沈没事件｣でした。
　龍馬が調達した船いろは丸は，航海中，航海ルールに反して右旋回しながら進んできた紀州明光丸の船首に，右横腹を衝突させられ，いろは丸は沈没しました。
　龍馬は，｢衝突事故のことは我が国では未だ判例がないので，万国公法による解決すべき｣としたのです。大藩紀州を相手にした龍馬の交渉により，紀州藩が多額の賠償金を支払うことで和解が成立しました。
　幕末の時代に，龍馬は弁護士の先駆けとして活躍をしたのです。