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虹のつくり方

公開日:2026年03月04日 最終更新日:2026年03月04日

0_2026春夏チラシ

東京・品川の閑静な住宅街。その一画にあったかつての原邸。鬱蒼とした樹々の深い緑に囲まれたモダニズム建築を舞台に、1979年、原美術館はスタートしました。
現代美術に魅せられた創設者の原俊夫は、1970年代半ばより、自らの感性で作品を選び収集し続けています。可能なかぎり作家に会いに行き、親交を深めながら、一人のコレクターの視点に基づき集められたそれらは、世界のどこにもない、唯一無二のコレクションです。

「虹のつくり方」と題した本展では、そのコレクションの中から、1979~1990 年の原美術館の活動にスポットを当て、作品を展示します。仮に「原美術館創成期」と名付けるこの時期は、日本における現代美術館の先駆けとして現代美術の普及を目指し、世界的な作家の個展開催のほか、日本の若手作家に発表の場を提供する意欲的なグループ展「ハラ アニュアル」を開催しました(1980-1990年、全 10 回、出品作家 97 名)。さらに、1980年にジャン=ピエール レイノー、1989年に宮島達男が旧邸宅ならではの空間を活かした常設インスタレーションを制作し、原美術館らしさを特徴づける作品となって行きました*。
1988年には、現代美術作品の大型化に伴い、新たな展示空間として群馬県渋川市に別館ハラ ミュージアム アーク、現在の原美術館ARCが開館しました。

当館を運営する財団の名称「アルカンシエール(Arc-en-Ciel)」は日本語で虹という意味です。また現館名である「原美術館ARC」の「ARC(アーク)」は、「Arc-en-Ciel」の綴りから引用したもの。人と人が、人種を越え、国境を越え、美術を通じて対等に交流する架け橋のような存在であるため、当館は今日まで走り続けています。
この展覧会を通じて、原美術館が原美術館“ARC”という虹に至るまでの軌跡を皆さまと一緒に辿ることができましたら幸いです。なお、本展「虹のつくり方」から始まり今後3年間、毎年春夏季に、原美術館開館以来の歴史を追う、収蔵作品を用いた展覧会を開催予定です。

* 現在、 ジャン=ピエール レイノー《ゼロの空間》は原美術館ARC開架式収蔵庫に、宮島達男《時の連鎖》はギャラリーBに移設



【本展の構成】
1. 会いに行く美術ー「私は作家に会いに行くことから始めた」(ギャラリーC)
1970年代半ばより、当館理事長の原俊夫によって収集され続けている作品の数々。可能なかぎり作家に「会いに行き」、親交を深めながら、一人のコレクターの視点に基づき集められたそれらは、世界のどこにもない、唯一無二のコレクションです。ギャラリーCでは、原俊夫が作家と直接交渉し入手した作品や、原美術館の開館最初期に収蔵された作品を展示します。

□出品作家(予定)
カレル アペル、アルマン、ペーター クラゼン、工藤哲巳、三木富雄、ジャック モノリー、ケネス ノーランド、ナム ジュン パイク、ジャクソン ポロック、ジェームス ローゼンクイスト、篠原有司男、李禹煥、トム ウェッセルマン


2. そこに行けば会える美術ー世界の今がここに(ギャラリーB)
1979年、まだ日本には現代美術の専門館が少なかった時代に、その先駆けとして開館した原美術館は、一般の美術愛好家にとって、現代美術、作家、美術関係者に、「そこに行けば会える」場所だったと言えるのではないでしょうか。ギャラリーBでは、クリスト、ロバート メイプルソープ、ジャン=ピエール レイノーなど、創成期の原美術館で個展が開催された世界的な作家の作品を展示します。

□出品作家(予定)
クリスト、今井俊満、ピョートル コワルスキー、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジャン=ピエール レイノー、キース ソニア


3. ハラ アニュアルの作家たちー若い作家に発表の場を(ギャラリーA)
1980年から10年間、原美術館は日本の若手作家に発表の場を提供する意欲的なグループ展「ハラ アニュアル」を開催しました。全10回、97名が参加し、多くの作家がそこから羽ばたいて行きました。ギャラリーAではその中から、11名の作品を展示します。

□出品作家(予定)
遠藤利克、出射茂、笠原恵実子、菊谷直美、小清水漸、中村一美、坂口登、柴田耕作、須田基揮、菅野由美子、吉田克朗



【関連イベント(予定)】
■展覧会「虹のつくり方」ギャラリーガイドツアー  有料
春の回 2026年4月11日(土)10:30~(60分程度)
梅雨の回 2026年6月13日(土)10:30~(60分程度)
夏の回 2026年8月8日(土)10:30~(60分程度)

展覧会の担当学芸員によるギャラリーガイドツアー。参加者はもれなく、開架式収蔵庫(通常非公開のお部屋です)にある、品川の原美術館で常設展示されていた、ジャン=ピエール レイノー《ゼロの空間》をご見学いただけます。

*イベントの詳細は当館公式web「イベント」ページにて随時お知らせいたします。

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講座・イベント名 虹のつくり方
開催日 2026年03月14日(土)~09月06日(日)
開催時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
主催 原美術館ARC
開催場所 原美術館ARC 現代美術ギャラリーA、B、C
郵便番号 377-0027
住所 群馬県渋川市金井
2855-1
地図・案内図 原美術館ARC 現代美術ギャラリーA、B、Cへの地図 https://maps.app.goo.gl/DaazgX87CgDL4x459
交通案内 JR 上越線「渋川駅」より伊香保温泉行バスにて 約15分、「グリーン牧場前」下車、徒歩7分。
関越自動車道「渋川・伊香保保」ICより8km、約15分
駐車場の有無 有り(無料駐車場46台、大型バス専用2台)
問い合わせ先 原美術館ARC 0279-24-6585
外部リンク https://www.haramuseum.or.jp外部サイトへ移動します

費用

費用 負担有り(入館料(当日):一般1800円、大高生1000円、小中生800円、70歳以上1500円 ※お得なオンライン前売りチケットあり)

対象

対象年齢 指定なし
子どもの同伴 乳幼児可、小学生可、中高生可
授乳室の有無 無し
子供用トイレ・おむつ替えコーナー 有り(女子トイレおよびバリアフリートイレ(多目的トイレ)に設置)
バリアフリー関連 全館バリアフリー、バリアフリートイレあり、車いす・ベビーカーの貸出あり

申し込み/定員

事前申し込み 不要

詳細

備考 同時開催「安藤正子:普通の日々」と共通チケット

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