手話通訳者のためのソーシャルワーク論

　現在、手話通訳者の多くは、障害者福祉の制度の一環である、自治体における地域生活支援事業の意思疎通支援者としての対人援助として、その業務を担っています。そのため、その業務にあたっては、異なる言語間の通訳作業だけではなく、社会的援助を必要とする聴覚障害者が抱える様々な困難さについての知識はもちろん、ソーシャルワーカーが身につけるべき対人援助の基礎知識や、関連機関との連携に関する知識も必要となります。
　本講座は、手話通訳者をはじめ、聴覚障害児者の教育・支援に関わる方が、障害者福祉について基礎的な理解を深められるように３つの講義を厳選しています。本講義は、eラーニングの形態で実施します。受講申込みは、6月〜11月の随時受付。受講期間は3ヶ月ありますので、ご自身のお仕事等の都合に合わせて学習に取り組んでいただけます。
※手話通訳者および聴覚障害児者の教育・支援に関わる方が対象となります。学生は無料です。
※講義動画は、音声または手話に字幕がついています。